明けましておめでとうございます。
大寒波の日本列島ですね。さて新年を迎えて今年の言葉を選びました。
江戸時代の儒学や陽明学で有名な佐藤一斎という方が書かれた『言志四録』という書物があります。西郷隆盛も愛読した全1133章からなる語録です。
その中からの1章です。
意訳は、人の言うことをしっかり理解(把握)して受け容れ、その後その中から良いものを選ぶ。人の言葉を拒んではいけない。また受け容れすぎて惑ってもいけない。
受け入れることは、相手に対してのとても大事な姿勢です。最初から拒んでいては、相手も不愉快になり大事な用件がまとまらない事態に発展します。
今度は受け容れすぎると相手の言いなりになりすぎ、迷いが生じます。
難しいところですが、大事なところは、相手の言葉を完全に受け入れて感謝して、その後どのようにするかを考えて行動することだと思います。
人が100人集まれば、100通りの意見や考えがあると思って行動する。
『
2019年亥年 元旦